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2008年7月30日 (水)

美しき日本の残像

「美しき日本の残像」という本を読みました。
著者は日本在住のアメリカ人アレックス・カーさん。
アレックスさんは書や歌舞伎など
日本の文化について専門家レベルの知識を備えた人。

この本はタイトルに「残像」とある通り
日本はかって世界で最も美しい国のひとつだったけど
現在は、その残像が残るだけで
むしろ危機的な状況にあると言っています。
アメリカ人らしく、遠回しな表現はせず
かなり厳しい内容が書かれています。

この本は単なる日本批判じゃなく
日本が現在置かれている状況を
感心するほど的確に捉えていると思います。

多くの日本人が(もちろん僕を含めて)
日本は四季がある美しい国だと思っています。
でも果たして、本当にそうでしょうか?

もちろん京都は素晴らしいと思うし、
東京の下町の風情は大好きです。
でもふと周りを見渡せば、
どこの駅前も壁という壁が
広告に占領されていて
国道沿いには景観なんて
一切関係無しのパチンコ店が
そこら中に溢れています。

この本は「日本」と言う国を
客観的に見直す機会を与えてくれる
貴重な一冊だと思います。
興味のある方は是非読んで欲しい。
おすすめです!!

amazon HP「美しき日本の残像」

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2008年7月 1日 (火)

天童木工 そして反省

ちょっと前なんですが
「天童木工」という本を読みました。
その名の通り日本で最も有名な
家具メーカーのひとつ
「天童木工」について書かれた本です。

前半は天童木工がどんな道を
歩んできたか、どんなデザイナーと
どんな仕事をしてきたか
どんな新しい技術を開発してきたか
などについて書かれています。
後半は自社の商品についての説明。

特に前半は初めて知る内容が多くて
すごく読み応えがあり面白かった。
ひとつの会社の歴史を掘り下げることで
家具業界全体の時代背景も見えるし
当時は熱い時代だったんだな〜って感じが
すごく伝わって来ました。

是非読んでみてください。
おすすめです。
ちなみにプロダクトデザイナーの
秋田道夫さんもおすすめしてます。
pdweb 秋田道夫 書評


天童木工と言えば
反省することが、、、

先月まで天童木工では
成型合板を使った家具のデザインコンペの
応募作品を募集してました。
しかも審査委員には尊敬する
中村好文氏も名を連ねてました。

このコンペについて知ったのは
締め切りの一ヶ月前。
一ヶ月という時間が十分なのか
ギリギリなのかはわからないけど
とにかく僕は何も提出できなかった。

最近、僕は新作のデザインを
全然していない、、、
前より時間はあるはずなのに
けっきょくバタバタしちゃって
本当にいかんです。反省!!

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2008年4月19日 (土)

books of "design"

Books_2


「アキッレ・カスティリオーニ
自由の探求としてのデザイン」
という本を読みました。

デザインというものを理解する上で
とても参考になる本でした。
ちなみに本の装丁もすごく凝っていて
それだけでも買う価値ありです。

カスティリオーニという人は
知性的でユーモアがあって
適度に批判性も持っていて
僕が(勝手に)イメージしている
理想のデザイナー像に
限りなく近い人だなあと思いました。

イームズについての本を読んだ時も
同じ様な印象を受けた気がします。
2人がデザインするものは、全然違うけど
共通する人間性を僕は感じました。

デザインに興味のある方は
ぜひ読んでみてください。

「アキッレ・カスティリオーニ
自由の探求としてのデザイン」  多木 陽介著
本についての情報

今回はせっかく本についての
記事を書いてますので
(ついでに)今まで読んだ
デザイン関係の本でおすすめを
幾つか紹介したいと思います。
まずは、、、

「エッセイ」 柳 宗理著
本についての情報

「エッセイ」はその名の通り
かの有名なデザイナー
柳宗理氏が書いたエッセイです。

アノニマスデザインの概念についてや
民芸とデザインのつながりなど
今となっては当たり前のように言われている
内容もありますが、
やはり氏の言葉には重みがあります。
とてもためになる本だと思います。

「デザインのデザイン」 原 研哉著
本についての情報

「デザインのデザイン」は
僕にとって忘れらない1冊。

僕は専門学校にいた時、先生達に
「もっと個性的なものを作れ」
「もっと自分を出せ」
と、いつも言われ続けていました。
当時は個性を出せというのは
「突拍子もないものを作れ」と
言われているような気がして
いまいち賛同できなかったのですが
(そういう事を言いたかった訳では
もちろんなかったと思います)
かと言って自分の意見がある訳でもなく
反論することもできないでいました。

でもこの本を読んで
自分の考えていた事が
すごくはっきりとしました。
「デザインとは本質を探り当てる営み」
この本にはそう書いてあります。
本当にその通りだと思います。

デザインについての本ですが
(それほど)デザインに興味がなくても
楽しく読める本だと思いますので
よかったら読んでみてください。

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2007年12月17日 (月)

alvar aalto

Villamairea

ひさしぶりに本を買いました。
アルヴァ・アールト設計のマイレア邸の写真集。
建物はもちろん周りの景色が素晴らしい。

villa Mairea

有名な人なんで彼のデザインした
家具や建築は知ってはいるけど
実際にどういう人なのかはあまりよく知らない。
まずはこの本をじっくり読んでみよう。

アールトと言えば家具メーカーのartekを
設立したことで有名。
映画「かもめ食堂」で使われてた家具は
確かartekだったと思う。

そのartekが最近、古い自社の家具を
ボロ市なんかで買い取ってリペアして
販売する業務を始めたらしい。

日本でもstandard tradeというメーカーが
自社の商品を買い取るサービスを始めたようです。
買い取った商品はリペアーしてsale販売してます。

standard trade

名前通りスタンダードな家具を作っている
メーカーだからこそできるサービスだし
丈夫な物作ってますって感じがいいなって思います。

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