2008年7月 9日 (水)

阿佐ヶ谷住宅

Asagaya10

ひさしぶりに阿佐ヶ谷住宅を
散歩して来ました。

ここに来るのは1年ぶりですが
やはり空き部屋の数は
確実に増えているみたいで
廃墟っぽい雰囲気がますます
強まってました。

ちなみに阿佐ヶ谷住宅は、
杉並区成田東にある
日本住宅公団の分譲型集合住宅。
地上3〜4階建て鉄筋コンクリート造
118戸と地上2階建てテラスハウスタイプ
232戸で構成されています。
うち傾斜屋根型テラスハウスの174戸は
前川國男建築設計事務所の設計。
2006年の冬頃に取り壊される予定だったが
延期になっているようで、
いつ取り壊されるのか今のところ不明です。

阿佐ヶ谷住宅は
本当に不思議な場所。
敷地の中に入ると
とたんに雰囲気が変わります。
(本当に驚くほど変わります)

まず異様なほど「広場」が多い。
「広場」という表現が正しいのかどうか
わからないけど、「空き地」ではなく
また「公園」でもない
ただ緑の芝生が広がる敷地が
やたら多いのです。

あと道がやたらくねくねしている。
それとテラスハウス(長屋っぽい感じの
賃貸住宅)が特徴的。

ここは、この集合住宅が建てられた
昭和33年から全くと言っていいほど
姿を変えていないみたいで
訪れる度に当時にタイムスリップしたような
そんな錯覚をしてしまう場所です。

さらに現在は空き家が多いため
人も少なく、ますます不思議な雰囲気を
漂わせています。

やはりファンも多いらしく
僕のようにカメラ片手に
ここを訪れる人はかなり多いみたい。
まだ住んでいる方もいらっしゃるので
行く際には迷惑をかけないように
しましょう!!

現在の廃墟みたいな感じも
魅力的ではあるんだけど
ここにびっしりと人が
住んでいる姿を見たかった。
きっと素敵だったんだろうと思います。

できることなら、ずっとこのまま
残してほしいんだけど、、、

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2008年7月 7日 (月)

旧岩崎邸・松永かの展

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上野にある旧岩崎邸に
行ってきました。

僕は高円寺に引っ越してくる前は
根津に住んでたので
旧岩崎邸はすぐ側だったんだけど、
なかなか行く機会がなくて
ようやく念願が叶いました。

旧岩崎邸は明治29年に建てられた
近代日本住宅を代表する西洋木造建築。
イギリスのジョサイア・コンドル
による設計です。

そんなに見物客はいないだろうと
思ってたんですが意外に大盛況でした。
しかも団体さんが多い。
もっと空いてればよかったんだけどな。

建物内部はとにかく豪華。
柱も壁紙も床も天井も
凝りまくってました。
おそらく今じゃ採れないような
立派な無垢の木がそこら中に
使われていました。

写真をたくさん撮って来たので
ぜひ見てください。
え〜まず建物の外観はこんな感じ。

Iwasakitei5


床や天井、壁紙にいたるまで職人技が炸裂。
無垢の木を贅沢に使用した天井。

Iwasakitei8


テラスの床。ミントンのタイルだそうです。かわいい。

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庭がこんなに広い!!芝生が気持ちいい。

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洋館のとなりには和館もあります。渡り廊下でつながってます。

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中庭の苔がきれい。

Iwasakitei7

また平日、空いてる時に
ゆっくり行きたいですね。

そして旧岩崎邸を出た後は
前に紹介しました
版画家・松永かのさんの個展へ
行ってきました。

彼女の作品は墨の木版画。
完全なモノクロームの世界です。
でもそんな限られた表現の中で
彼女の作品は見る度に変化をしています。

僕が彼女の作品を初めて見たのは
今から3年くらいだと思うんだけど
その頃の作品と現在の作品を見比べると
ずいぶん変化しているなと思う。
また僕が彼女を知る前の作品を見ると
これまた随分と違う印象を受けます。

でも基本的なベースは変わってなくて
一本、筋は通ってる感じ。
そういう姿勢に惹かれます。
7月12日(土)までやってるので
みなさんも是非足を運んでみてくださいね。
詳細はブログのバックナンバーを
ご確認ください。

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2008年7月 5日 (土)

summer

昨日は暑かった。

クラスメートに
「野崎さんの夏の歌ってなんですか」
と聞かれて、すぐ思いついたのが
サニーデイサービスの「サマーソルジャー」だった。

なんとなく、その後も
夏の歌って他にもないかな〜と考えてたら
自然と頭にこの曲が流れてきた。

サニーデイサービス 「今日を生きよう」PV

この曲のPVかなりいい感じです。
うどん食べたくなる!!

けっきょく僕にとって
夏のテーマソングはサニーデイ
ということなんだろうな。
みんなの夏の歌ってなんですか?

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2008年7月 4日 (金)

Lost in translation

今さらだけどLost in translationの
DVDを見ました。

映像のセンスがすごく良くて
都会の喧噪の中の孤独
をうまく表現しているなって思った。
映像から空気感が伝わってくる感じで
写真集を見てるみたいな
気分になりました。

でも見てもらうとわかるんだけど
この映画をみた(日本)人は
日本を馬鹿にされたような気持ちに
なるんじゃないかなって思う。
僕もムッとしちゃうシーンが
けっこうありましたね。

でも基本的に嘘は描いてないし
(ちょっと変なところはあったけど)
日本を中傷していると言うよりは
あくまで映画の雰囲気をつくるための
ツールとして日本の変なカルチャーを
利用してる感じがしました。

この映画の監督さんって
あのコッポラ監督の娘なんですよね。
きっと才能のある監督さんなんだろうなって
思いました。

気が向いたら他の作品も見てみようと
思います。

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2008年7月 1日 (火)

天童木工 そして反省

ちょっと前なんですが
「天童木工」という本を読みました。
その名の通り日本で最も有名な
家具メーカーのひとつ
「天童木工」について書かれた本です。

前半は天童木工がどんな道を
歩んできたか、どんなデザイナーと
どんな仕事をしてきたか
どんな新しい技術を開発してきたか
などについて書かれています。
後半は自社の商品についての説明。

特に前半は初めて知る内容が多くて
すごく読み応えがあり面白かった。
ひとつの会社の歴史を掘り下げることで
家具業界全体の時代背景も見えるし
当時は熱い時代だったんだな〜って感じが
すごく伝わって来ました。

是非読んでみてください。
おすすめです。
ちなみにプロダクトデザイナーの
秋田道夫さんもおすすめしてます。
pdweb 秋田道夫 書評


天童木工と言えば
反省することが、、、

先月まで天童木工では
成型合板を使った家具のデザインコンペの
応募作品を募集してました。
しかも審査委員には尊敬する
中村好文氏も名を連ねてました。

このコンペについて知ったのは
締め切りの一ヶ月前。
一ヶ月という時間が十分なのか
ギリギリなのかはわからないけど
とにかく僕は何も提出できなかった。

最近、僕は新作のデザインを
全然していない、、、
前より時間はあるはずなのに
けっきょくバタバタしちゃって
本当にいかんです。反省!!

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2008年6月28日 (土)

週末

Hoshikame628

今日は用事であぐらいすを
作ってくれている星亀椅子工房へ
行きました。

そこで自分の中に
ちょっとした変化を発見。
学校で木工を勉強したおかげで
星亀椅子工房ではどんな仕事を
してるのかなんとなく掴めるように
なってきた。

「こんな機械を置いているんだ」とか
「こんな風に試作品を作っているんだなあ」
とか。

些細なことだけど
こういうのがけっこう嬉しい。

ちなみに今日は自分の鉋を持っていって
調整なんかも手伝ってもらっちゃいました。
お忙しいところありがとうございました!!

話は変わりますが
星亀椅子工房のホームページに
あぐらいすのページが新設されました。
よかったらご覧くださいね。

hoshikame wood HP "goods"

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2008年6月24日 (火)

松永かの展 ーたずねるー

Kano1

友人で版画家の松永かのさんの個展があります。
彼女は年に3〜4回ペースで個展を開催していますが
僕はその度に「是非行ってみて」と
みんなにおすすめしてます。
僕は彼女の作品が本当に好きなんです。

彼女はとても穏やかな人柄で
それが作品にも反映されてます。
彼女を見ていると、
やっぱり良い作品を作るには
自分の内面から磨いていかないといかんな〜
って感じます。

既に本格的に活動をしているけど
きっとこれからは、さらに有名な作家さんに
なっていくんじゃないかな。

ちなみに写真は
僕が結婚した時に彼女から
いただいた版画です。
(わかりずらいですが)
すごく素晴らしくて、大切に飾ってます。

そんな訳で、おすすめなので
よかったら足を運んでみてください。

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松永かの ーたずねるー

場所:Gallery Jin
※谷中にあります
会期:2008年6月27日(金)〜7月12日(土)
12:00〜19:00(最終日は17:00まで)
月・火曜日定休日
Gallery Jin 地図

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ちなみに過去の作品はこんな感じです。
アートスペース羅針盤 木版画展「耳が知ること」
アートスペース羅針盤 木版画展「真底」
starnet 木版画展「芳信」
村上春樹「東京奇譚集」装丁

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2008年6月21日 (土)

Viva La Vida

coldplayのニューアルバム
"Viva La Vida"買いました。

あいかわらず素晴らしいです。
今回のは彼らの4枚目のアルバム。
デビューからずっと変わらないクオリティー
というか、むしろ進化し続けてる感じで
ホントすごいなあって思います。

曲としては
"lovers in Japan/Reign of love"と
"Viva La Vida"が好き。
彼らはだんだんU2っぽい感じの曲が
増えてきてる気がする。

"Viva La Vida"はappleのi podの
CMにも使われているから
きっともうみんな聞いてると思います。
appleの宣伝はいつもかっこいいですよね。

ちなみにcoldplayのPVでは
これが一番好き。
1stアルバムからの曲。切ないっす。

coldplay "trouble"

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2008年6月19日 (木)

Prototype

Agura_proto1

どんな商品にも試作品が
あるもんです。
もちろん「あぐらいす」にも
ありました。

実はあぐらいすは
最初スタッキングができる
スツールだったんです。
写真がそのスタッキングできる
あぐらいす。
(ちなみに男性は星亀椅子工房の
星野さん)

でも、ややカタチのバランスが悪いのと、
もし万が一踏み台として
使われてしまった時に
安定性が悪いので
けっきょくこの形はボツとなりました。

当時はスタッキングできる形を
考えるのに必死だったので
ボツになってしまって
ちょっと悔しかったけど
今となっては、現在の形になって
良かったとしみじみ思います。

でもスタッキングできたら
便利だろうな〜。

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2008年6月16日 (月)

Glenn Murcutt展

Glenn_murcutt2

Glenn_murcutt1

ギャラリー間で開催中のグレン・マーカット展
に行ってきました。
オーストラリアを代表する現代建築界の
巨匠で、すごく有名な方らしいんですが
僕は今回の展示を通して初めて知りました。
というかオーストラリアの建築家って
誰も知らないです。勉強不足ですね。

ちなみに、このグレン・マーカットさんは
個人事務所を設立して以来、一人の所員も
置かず個人住宅を中心に手がけてきた建築家で
模型などのスタディーをすることなく
ひたすら手書きの図面を描いて建築を
創りあげるんだそうです。すごいっす。

今回の展示は
彼の真骨頂である手書きの図面と
彼のインタビューや手がけた建築を収めた映像で
構成されてました。

さずがに図面は素晴らしい!
多分かなり几帳面な人なんだろうと思うんだけど
文字なんかもすごく見やすく描かれていて
CADの図面とは比較にならないほど
味のある図面だった。

もちろん肝心の建築もすごく良かった。
どの建物も無駄のない造りで
凛としたイメージ。
彼はインタビューの中で
「沈黙を感じない建築は失敗作だ」という
ルイス・バラガンの言葉に共感する
と言っていたが、まさに沈黙を感じさせる建築だった。

アルヴァー・アールトに強く影響を受けているらしく
建物内に置いている家具はartekのものが
多かったですね。

それにしても手書きの図面を書くことで
イメージを固めていくという手法はすごく共感できる。
映画監督の宮崎駿は新しい映画にとりかかる時
まず、ひたすらたくさん絵を書いて
「これだ」をいう絵が描けた時、その絵から
ストーリーをイメージしていくらしいんだけど
それにちょっと近い気がする。
でもそういうのって絵がうまいから
出来ることだよな〜。

僕も家具をデザインするときは
出来る限り手書きの図面で
やりたいなって思う。
さすがに模型を作らない訳には
いかないけどね。

ギャラリー間 HP

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